びっくりです。

明日から6月ですって。

6月といえば杏の収穫期。

一年で一番忙しい季節です。

そこに今年は新型コロナのワクチン接種のお手伝いがあります。

大丈夫かな。

というのは農協に出荷できるか不安なのです。

農協に出荷するためには玉の重さ別に選別して箱詰めしなくてはいけません。

早朝から杏の収穫。

杏は気温が高い時間帯はとれないんです。

熟してしまうから。

なので早朝5時前から収穫します。

それを帰宅後箱詰めして、朝7時半までに集荷場に運びます。

箱詰めは夜なべです。

でも、今年はワクチンの仕事があるので帰宅時間も遅くなります。

朝も7時には家を出ます。

農作業に費やせる時間がかなり少ないのです。

家人のお弁当作りや、朝ごはん、晩ごはんはどうしよう。

お洗濯してアイロンかけてなんてしてられるんかっちゃ。

こんな年もあったなぁと、思い出す日も来るのでしょうか？

まる1日の休みは今日が最後です。

7月末まではシフトがびっちり。

間隙をぬって畑とジャム屋をがんばります。

そこまでしても杏は作りたいのです。

先祖代々の畑だということ。

この村が「杏の里」と呼ばれる場所であること。

杏で村おこしを頑張っている先輩方がいること。

そしてなにより杏は美味しい。

コロナもワクチン接種が進めば、少しは安心感を持って生活ができるようになります(と思いたい)。

終わりは見えています。

今が踏ん張り時。

美味しいモノあれば、私は踏ん張れる！

うちのジャムも、誰かにそうやって元気を与えるもので

あってほしいと思ってます。